2025.10.5あずまの森
2025.10.5(日)あずまの森
活動内容 : ハチミツが出来上がった
参加者 : 林養蜂さんと森作り隊
林養蜂さんと、ゆうきさんたちの「森作り隊」三者連合に
よる共同作業。
その成果は、光あふれる斜面と――
そして一本の瓶に詰まった、黄金色の蜜となって現れた。
長年うっそうとしていた斜面を伐り開いたのは、春のはじめ。
チェーンソーの音の向こうで、
虫たちが忙しそうにうごめいていた。
「ここに陽が入れば、花も増える。蜂もうれしいだろう」
誰かがそう言って笑ったのを、今でも覚えている。
やがて夏のはじめ、あずまの森で初めての採蜜を迎えた。
検査の結果、純度80.8%。
数字だけ見れば理屈っぽいが、私たちにとっては小さな歓声の
ようなものだった。
森の手入れと、蜂の営みが、ひとつに結びついた証だから。
最近では、あの銀座でも養蜂が行われているという。
高層ビルの屋上に咲く蜜源植物、
都市のど真ん中で羽音が響く――。
時代は、森から都会へ、都会から森へと、
まるで蜂のように往き来しているのかもしれない。
そんな風景を想うと、私たちの「あずまの森のはちみつ」も、
ちょっと誇らしくなる。
伐り開いた斜面の向こうに広がる明るい空。
きっと来年は、もっと深い甘みをたたえた蜜が採れるだろう。
森の息づかいと人の手の温もりが溶けあった、
そんな「開けた世界」の味がするはずだ。
2025年10月5日の写真
写真の下のコメントは、撮影日付と通番です