2025.9.14あずまの森
2025.9.14(日)あずまの森
活動内容 : 森にやってきた日
参加者 : 「森作り隊」のお兄さんと十一人の仲間
森の入口に、風が吹き抜けた。
木々の間をぬって、光がやさしく地面を照らす。
その朝、「森作り隊」のお兄さんに導かれて、十一人の人たちが森へやってきた。
虫マニアのガンちゃん。観察会をいつも手伝ってくれる親子。
東大の学生と院生、三人。人づてに誘われて、初めて森に足を踏み入れる。
自然と人とのつながりを愛するお医者様もいた。
ほとんどの人が森の作業は初めてだった。
斜面でどう立つのか、カマをどう持つのか、「しがらぎ」と呼ばれる柵の作り方――
お兄さんの言葉に耳を傾けながら、体で森を学んでいく。
森はやさしい。でも、やさしさの奥にきびしさを隠している。
足元のぬかるみ、枝のとげ、坂の急な角度。
それらすべてが、森の呼吸のように生きている。
品川から来た女の子は、最初こそ服の汚れを恐れていた。
でも、いつのまにか笑っていた。「森って、こんなに涼しいんですね」と。
頬をかすめる風に、都会の時間がほどけていくようだった。
人と自然のあいだにある見えない壁。その日、森はその壁をやさしく溶かした。
ひとりひとりの足跡が、やがて小さな道になっていく。
そしてその道は、森の奥で、まだ見ぬ未来へと続いている。
2025年9月14日の写真
写真の下のコメントは、撮影日付と通番です