2025.9.7あずまの森

2025.9.7(日)あずまの森

活動内容 : 大雨が降ったあずまの森(仲間と森での作業)

参加者   : 仲間と

逗子の町は崖が多く、先日の大雨では山肌が崩れ、
水道管が損傷して水の出ない家庭まであった。
そんな知らせに胸がざわつき、足早にあずまの森へ向かった。

森に入ると、入口の斜面には水が奔流のように走った痕跡が残っていた。
草は流れに押し倒され、森の中では小さな滝のように水が段差を落ちていた。
水路は深くえぐられ、扇状地には土砂が積み重なり、
小さなダムのようにせき止められている。あふれた水は低地へと広がり、
湿地に逆戻りする気配を漂わせていた。
イノシシが好むヌタバになってしまうのでは、と不安がよぎる。

そこで仲間と鍬を手に、復元の作業に取りかかった。
堆積した土砂をすくい上げ、流れを緩めるように水路を少しずつ修正する。
森づくり隊がこれまでに築いてきた道や柵(しがらみ)は、ここで力を発揮していた。
崩落を防ぎ、森を支えてくれている。
人の働きと自然の力が拮抗しながら調和していることに、
思わず感謝の気持ちがこみあげた。

ふと顔を上げると、森の空気には秋の気配が混じっていた。
ひっそりと秋を待つカリガネソウ、そして夏の名残を告げるクズの紫の花。
森の管理は確かに骨の折れる営みだ。

だが、こうした季節の移ろいに触れると、不思議と心がほどけていく。
大変さの向こうにある、ほっとする時間。
それがまた次の一歩を踏み出す力になるのだろう。

2025年9月7日の写真

えぐられた水路
えぐられた水路
おまけ
おまけ
カリガネソウ
カリガネソウ
クズの花
クズの花
入り口付近
入り口付近
整備後の水路
整備後の水路