雑木林にビオトープを作り逗子メダカを保護しています

2011/02/04 ビオトープ作りに着手。2011/02/09に完成(3.5m×2.5m 深さ0.4m)
2011/06/02 「逗子メダカを守る会」会長 宮崎博さんより逗子メダカを15匹戴く。
2011/06/03 メダカをビオトープに放つ。





 平成18年5月19日の神奈川新聞にも載りましたが、逗子市新宿旧黒川邸の池(現在は宅地造成により消滅)にいたところを、捕獲され、現在は「逗子メダカを守る会」により保護されています。

 メダカは一見どれも同じに見えますが、水系(河川)ごとに固有の遺伝子を持っています。

 このことから地域の自然環境を考えるうえで良い対象であり、全国各地で自治体も協力して保護に取り組んでいます。(現在、野生のメダカは絶滅危惧種に指定されています)

 逗子市電子会議室 投稿(沼間のメダカ2007年02月22日 23時41分)より抜粋

 宅地造成で消えた逗子市内の池から採取されたメダカが固有種であることがこのほど、DNA鑑定で分かった。

 このメダカは池の埋め立て直前、市民の手で保護された。かつては水田が広がり、珍しい魚ではなかったが、今となっては貴重な固有種。地元では「逗子メダカ」と名付けられ、有志が繁殖の協力者を募っている。

  採取したのは同市新宿、無職宮崎博さん(67)。子供のころ、近所の別荘の敷地に入り込み、池でメダカを捕って遊んでいたという。
 二〇〇一年六月、池が埋め立てられることを知った宮崎さんが現場を訪れると、周囲は既に更地になっていたものの池は残っており、メダカもいた。

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 酒泉教授は尾びれの細胞の一部を基にDNA鑑定を行った。今春、「神奈川、千葉など南関東に広く生息するタイプの遺伝子がベースだが、特有の遺伝子の変異がある」(酒泉教授)として、固有種であるとの鑑定結果が得られた。

 鑑定結果を受け、宮崎さんは地元の商店街関係者や主婦、会社員ら有志二十二人と「逗子メダカの会」を結成。「逗子メダカ」と名付け、本格的な繁殖に乗り出した。

 川の水系ごとに生息しているメダカは、ほかの場所に移動できないので、それぞれの地域で独自に進化してきた。

 そもそもニホンメダカの一種類だけだが、水系によって変異し、微妙な違いを見せている。県内では小田原メダカ(酒匂川水系)、藤沢メダカ(境川水系)、厚木メダカ(相模川水系)、鎌倉メダカ(滑川水系)、横須賀メダカ(小松ケ池)、三浦メダカ(三浦半島)、横浜メダカ(境川、鶴見川水系)、箱根メダカ(風祭)——の8種類が確認されている。



http://www.shofoo.com/blog/2006/05/_dna_9.html から抜粋
http://zushihaya.exblog.jp/3512049/ 参照